
喫茶店のプリン
ぼんやりとだが覚えている。
そこは80年代の札幌の街の中。
こじんまりとした喫茶店のテーブル席には、
ピコピコとインベーダーがうごめいていて、
そこで食べた記憶の中のプリンには、
ちょっと固めで山みたいに生クリームが乗っている。
そしてその上には真っ赤なシロップ漬けのサクランボがちょんと置いてあるのだ。
今回深煎りのコーヒーとセットで再現してみたかったのはそれで、
こんな味だったかは覚えてないけれど、
当時はほろ苦いカラメルソースに大人なデザートを感じたものだ。
まあ、君たちも一口いってみてくれ。
どうかね?



なかなかの反応。
満足。
作った甲斐があった。